日本語表現2022金4クラス掲示板
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佐
佐藤秀吾
さん
(8lpglf3f)
2023/1/20 06:54
(No.674640)
削除
お話ってたいへん。――永江朗『インタビュー術!』(講談社現代新書、2002)
地球上の生物は何らかの形で意思の疎通を図ります。我々人間でいうところの「会話」のようなものです。「会話」、それはただ意思を伝えあうだけの、一つの手段にすぎない単純な行いだったはずでした。ところが今は複雑化し、「会話」によって伝えられる意思にはそれぞれの思惑が混在することが多々あります。素直に伝えてくる者ももちろんいるでしょう。しかし人間は噓をつくことができます、できてしまいます。それもいろんな種類の。物事の真実を隠す嘘、物語の内容を脚色しおおごとに見せかける嘘、あることないこと言う適当な噓。隠したい、ごまかしたい、面白いと思われたい、こういった様々な思惑、考えが混ざった結果、円滑な意思の疎通ができなくなってしまいました。しかし世の中には、そういった心情を汲み取り、上手に「会話」できる達人がいます。今回はそんな達人のご紹介をします。
現代の「会話」の達人、それは「インタビュアー」です。彼らは言葉を意のままに操る力を持っています。そしてその力をフル稼働させ相手と「会話」をするのです。彼らの凄いところは多彩な攻撃手段です。一つのことを聞くために、そこにたどり着く術をいくつも用意しています。この攻め方が駄目なら、次はこれ、その次はこれ、と相手の様子を伺いながら角度を変えて切り込んできます。
攻め方にも個性があって、例えば、黒柳徹子。彼女も「徹子の部屋」に招いたゲストの話を聞き出す立派な「インタビュアー」の一人で、事前にゲストのことを調べ、多くの資料を用意しておく姿から、お手本と呼ばれているそうです。彼女は自分が調べ上げ、すでに知っていることでもまるで初めて聞いたかのように反応して見せます。そうやって進めることで、相手が話を止めてしまったときはこちらから話題を振り、初めて聞いたように驚き、笑いながら話を聞くことでゲストに楽しく話してもらうという展開に持ち込むことができるのです。こういった話術のほかに芸能人へインタビューする時の事務所のマネージャーとのNGの駆け引きなど、読んでいてためになる、面白い要素が沢山あります。是非読んでみてください。
(878字)
ば
ば
さん
(8hn4n92a)
2023/1/20 14:56
削除
問いかけや、具体的な例をたくさん用いている読み手に寄り添った読みやすい文章でした。著者の説明があるとこの本の特徴・特色がイメージしやすくもっと文章にのめり込めそうだと感じました。
椎
椎名遥
さん
(8hjyfbyy)
2023/1/20 22:06
削除
「嘘をつくことができてしまいます。」と一度言い切ってしまった方が後の「できてしまいます」の言葉が強調できるのではないかと思った。インタビュアーとは何なのかをわかりやすくまとめられており、本への興味を惹くことができていると感じる。
主
主食かぼちゃ
さん
(8k1s7udc)
2023/1/21 01:12
削除
インタビューと聞くとどうしてもインタビューを受けている有名人の言葉に注目しがちですが、それをうまく引き出しているのはインタビュアーの技術のおかげなんですね。前段で興味を惹き、達人紹介として本書の最大のテーマのインタビュアーのついて話し出すのが面白いと思いました。
リ
リョウ・ヒョウヒョウ・ビンビン
さん
(8htw7uxs)
2023/1/24 08:20
削除
概要から具体例へといった、話の展開の仕方がとても上手で、この本がどのようなものなのか分かりやすかったです。文章のテンポも良く、「」書きや段落分けなど、読みやすい工夫がたくさん施されていたため、丁寧で面白いブックレビューだと思いました。
ただ、前半の「嘘」についての説明を必要以上に書きすぎていて、主題の「インタビュー」についてが薄れてしまっているように感じました。「物事の真実〜適当な嘘。」をカットし、前置きはなるべく簡潔に済ませたほうが、主題についてもっと掘り下げていくことができると思います。
トト
さん
(8hlf0395)
2023/1/26 10:27
削除
黒柳さんをはじめとする芸能人やインタビュアーなど話す、聞く仕事をしている人は最初からトークのセンスがあるわけではなくたくさんの知識と経験、テクニックがあり、頭を常にフル回転しているからだったとよく伝わってきました。
会話の中の嘘だけでなく、おそらくこの本のメインであるインタビューについてもっと知りたいと感じました!
ム
ムロ
さん
(8ho1qpjs)
2023/1/26 18:04
削除
句読点が全体的に多く使われており、軽い印象を受けた。読みやすい一方で、句読点にさいている字数でもう少し内容を濃くしても良いのかなと思った。
え
えだまめ
さん
(8hlpmoie)
2023/1/26 21:02
削除
親しみの持てる語り口調でスラスラと内容が入ってきた。
本の内容については伝わってきたが、自身が感じたことについてのあまり述べられていないと思った。
限
限界突破
さん
(8hmqoosw)
2023/1/26 21:17
削除
引き込まれる本文の導入だと感じたが、もう少し短くして、例に挙げる人物をもう1人紹介してもよかったかなと思った。
頭にスッと入ってくるブックレビューだと感じた。
味
味噌味の筋肉
さん
(8lpki4t3)
2023/1/27 12:41
削除
インタビュアーを紹介される流れに至るまですごくスムーズだった。考え方など頷けるところも多く読みやすかった。本の内容をもう少しあらわにするといいと思った。
低
低い城の男
さん
(8io52kyh)
2023/1/27 12:58
削除
文章というよりはスピーチの原稿のようでとても読みやすいと思いました。
返信
阿
阿蘓奈央
さん
(8hpetckf)
2023/1/20 12:28
(No.674977)
削除
現代アートの楽しみ方−−長谷川祐子『「なぜ?」から始める現代アート』(NHK出版、2011年)
現代アートを見て「理解できない」「難しい」と思ったことはないだろうか。そう感じさせる理由として、現代アートの父と呼ばれるマルセル・デュシャンの主張より、評価基準が外見でなくコンセプトであること・アーティストはモノを選び、それにコンセプトを込めて命名し、鑑賞者に示すだけで誰にでもできること・鑑賞者は自らの想像力を駆使して作品を自分なりに解釈する必要があることなどが挙げられる。感性を高めるという意味では小説を読み音楽を聴くことと何ら変わりないのに、これらの理由から敬遠されがちな現代アート。本書では、東京都現代美術館のチーフ・キュレーターを務める著者が、様々な現代アートを紹介しその魅力と楽しみ方を解説している。
その魅力とは一体何なのか。ひとつ、アートは時を超えて生き残る“通時性”と、共有する現在をときめかせる、いまをともに生きるという“共時性”の2つのちからをあわせもっている点である。何らかの形で、きちんと記憶に残っていくものだということ。
もうひとつ、アートは人と人、領域と領域の隙間を埋めていくための“隙間装置”“関係装置”の性質を持っている点である。いろいろな媒体と縦横無尽につながり、歴史を経る中で分離してしまった目と体をつないでいく役割があるのだ。
読み終わったとき私は、本書のタイトルにある「なぜ?」は作品にだけ向けられるものではないと思った。鑑賞者は作者が作品に込めた意味や作った理由に気を取られがちである。しかし、私はなぜこの作品の前で立ち止まっているのだろうというようなよりシンプルな「なぜ?」があるのではないか。まずは、純粋に作品が投げかけてくる何かを受け止め投げ返すという体験を繰り返すことが、現代アートを鑑賞するにあたって必要なのではないかと考えた。
周りと同じ答えを求めなくても良い。現代アート鑑賞とは、自分の世界を掘り下げることだと感じさせる一冊。(788字)
ば
ば
さん
(8hn4n92a)
2023/1/20 14:48
削除
筆者の意見も綴られているので自分自身も一緒に考えるタイミングができて頭を整理しながら読むことができました。隙間装置と関係装置の説明が何か後ひとつあるともっとわかりやすい文章になると感じました。
椎
椎名遥
さん
(8hjyfbyy)
2023/1/20 22:01
削除
一文目が、同じ悩みを持った人の気を惹く効果が期待できるもので良いと思う。文章も読みやすいように構成されていると感じる。
も
もくもこ
さん
(8i41afur)
2023/1/21 01:48
削除
現代アートをとっつきづらいと思っている人は多くいると思います。そんな人たちに寄り添いつつも引っ張るような、現代アートの魅力がつまった文章だと感じました。
キ
キブサチ
さん
(8lpglf3f)
2023/1/21 06:28
削除
本の主な内容につながりそうなキーワードがいくつも紹介されていたり、実際に読んだ感想や、そこからどう考えていくべきなのかがうまくまとめられていて良かったです。キーワードをもう少しかみ砕いて説明してくれるとより一層良い文章になると思います。
†
†
さん
(8i3wm1q9)
2023/1/22 01:45
削除
導入部分がすごくきれいで、そのまま本になりそうだなと思いました。難しいと感じる言葉が多かったように思えましたが、なんだろうと疑問に持つので読みたい気持ちが増幅されました。
s
sososo
さん
(8hlne9f4)
2023/1/23 09:05
削除
自分も現代アートについて深く考えたことがなかったのでこの紹介文読んで考えるきっかけになろました
そ
そこら辺の草
さん
(8htak834)
2023/1/26 10:29
削除
最後の文でこの本がどんなことを教えてくれるのかをはっきりまとめているところがとてもクールだなと思いました。「」で囲われているところと””で囲われているところがあるので、何か意味があるのかな…と本文を読んでみたくなりました。
ム
ムロ
さん
(8ho1qpjs)
2023/1/26 18:09
削除
現代アートについて綺麗に内容をまとめられているレビューだと思った。最後に本の題名について触れて自分の考えを述べいているところが美しいと思った。
限
限界突破
さん
(8hmqoosw)
2023/1/26 21:43
削除
本の内容の紹介と自分が感じたことのバランスがよく、読んでいて、自分もこの本を読んでみようかなと思えるブックレビューだなと感じた。細かいが、文章のひらがなを漢字に変換したほうがいいかな?という部分が少しあるので、そこが改善されるとさらに読みやすいブックレビューになると思った。
味
味噌味の筋肉
さん
(8lpki4t3)
2023/1/27 12:49
削除
共感を得られる最初の文章がいいと思った。読み終わった後の感想から、この本の内容のどこがそうさせたのかが気になり手に取ってみたいと感じる文章だった。
低
低い城の男
さん
(8io52kyh)
2023/1/27 12:57
削除
導入部分で読んでいる人間の共感を誘う文言を並べ目を惹きつけるのが上手いと思いました。
返信
藤
藤原ゆうみ
さん
(8hmqoosw)
2023/1/19 15:52
(No.673911)
削除
フィンランドから学ぶ、ゆとりのある生き方 ーー堀内都喜子『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』(ポプラ新書、2020)
あなたは「フィンランド」についてどのようなイメージがあるだろうか。「サウナ」や「ムーミン」、「オーロラ」などを思い浮かべる人が多いのではないだろうか。フィンランドは2018年に「幸福度ランキング」世界一位になったことで有名だ。他にも安定した国、子供にとって公平な国など、フィンランドがトップにあるランキングは数多くある。本書は、そんなフィンランドが様々なランキングで一位になっている背景や現状などを、著者が感じたことや実体験をもとに、仕事や日常という視点から探っている。
特に注目したい点は、本書のテーマであるフィンランド人の働き方についてだ。フィンランド人はワークライフバランスがしっかりしている。朝8時頃から働き始め、16時には仕事を終え、家に帰っていく。仕事は早く終わらせて、家族や趣味に時間を費やしたいという人が多かったり、残業をせず効率よく働く人が求められていたりするためだ。それはどんな職業でも同じである。国や社会全体で、決まった勤務時間を守り、よっぽどの理由がない限り残業はしない、させないという文化があるというのが大きい。日本では、皆が望んでいてもなかなか定時で帰るということは難しい。フィンランドのような風潮が社会全体にあるというのは働きやすい要因の一つだろう。
また、本書にはフィンランドの休み方についても書かれている。フィンランドでは仕事とプライベートが完全に分けられている。夏には一ヶ月休暇を取る人が多いが、その間、会社では人手不足を補うために大学生をインターンシップで雇う。しっかりと休むための体制がしっかりしているというのもフィンランドの魅力だ。
日本では今、働き方改革が注目されている。少子高齢化などの社会問題に立ち向かうためには、働き方も時代に合わせて変えていくべきだろう。そんな私たちの生活を見直すヒントやアイデアが本書にはたくさん書かれている。今の社会に生きる全ての人にぜひ一度手にとってほしい一冊だ。(811字)
あ
あかべこ
さん
(8hjyqclq)
2023/1/20 14:51
削除
私はフィンランドについてあまり知らなかったが、このレビューだけで少しフィンランドの事を知った気になり面白い文章だと感じた。「特に注目したい点は」という言葉が強調したい内容をしっかりと明示していて良いと感じた。また、現在の日本の問題と比べる事でとても魅力的に感じられる構成になっていて良いと感じた。
カ
カヌレ
さん
(8hk1tkzn)
2023/1/20 15:08
削除
フィンランドのワークライフバランスが保たれている理由が社会全体の風潮にあることから、日本の事例と比べながら読み進めることができることや、日本に取り入れるべきことも簡潔に述べられていて良いと思いました。
メ
メタキン
さん
(8hn35llv)
2023/1/20 15:27
削除
昔テレビでフィンランドの特集を見たことがあり、その時はこんな国が本当にあるのかと驚いた気がします。このレビューを読んでフィンランドがなぜ幸福度ランキングで1位になったのかよくわかりました。日本の現在の労働状況をあげてわかりやすく比べられていてよかったです。
椎
椎名遥
さん
(8hjyfbyy)
2023/1/20 22:16
削除
しっかりと段落分けもされ、文章のテンポも良く読みやすいと感じた。表記揺れもなく、唯一直す点があるとするなら三段落目の「しっかり~魅力だ」の文中で「しっかり」が重なってしまっているところだろう。
主
主食かぼちゃ
さん
(8k1s7udc)
2023/1/21 01:32
削除
フィンランド、レビューだけでも魅力的な国だということが伝わってきました、気になりました!こんな国だよ、素晴らしいよね!で終わるのではなく、日本の働き方についても比較して一緒に考える構成になっていていいなと思いました。
†
†
さん
(8i3wm1q9)
2023/1/22 00:18
削除
話の流れがよくてとても読みやすかったです。本の中身を注目したい点を一点に絞られていて話がまとまっていて、効率的にその本の概要を知ることができたような気がします。
s
sososo
さん
(8hlne9f4)
2023/1/23 09:10
削除
この短い紹介文を読んで就職先をフィンランドに決めました。
え
えだまめ
さん
(8hlpmoie)
2023/1/26 20:24
削除
フィンランドと言う国の概要から徐々に本旨に入っていく構成が良かった
藤
藤原ゆうみ
さん
(8hmqoosw)
2023/1/26 21:38
削除
フィンランドから学ぶ、ゆとりのある生き方 ーー堀内都喜子『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』(ポプラ新書、2020)
あなたは「フィンランド」についてどのようなイメージがあるだろうか。「サウナ」や「ムーミン」、「オーロラ」などを思い浮かべる人が多いのではないだろうか。フィンランドは2018年に「幸福度ランキング」世界一位になったことで有名だ。他にも安定した国、子供にとって公平な国など、フィンランドがトップにあるランキングは数多くある。本書は、そんなフィンランドが様々なランキングで一位になっている背景や現状などを、著者が感じたことや実体験をもとに、仕事や日常という視点から探っている。
特に注目したい点は、本書のテーマであるフィンランド人の働き方についてだ。フィンランド人はワークライフバランスがしっかりしている。朝8時頃から働き始め、16時には仕事を終え、家に帰っていく。仕事は早く終わらせて、家族や趣味に時間を費やしたいという人が多かったり、残業をせず効率よく働く人が求められていたりするためだ。それはどんな職業でも同じである。国や社会全体で、決まった勤務時間を守り、よっぽどの理由がない限り残業はしない、させないという文化があるというのが大きい。日本では、皆が望んでいてもなかなか定時で帰るということは難しい。フィンランドのような風潮が社会全体にあるというのは働きやすい要因の一つだろう。
また、本書にはフィンランドの休み方についても書かれている。フィンランドでは仕事とプライベートが完全に分けられている。夏には一ヶ月休暇を取る人が多いが、その間、会社では人手不足を補うために大学生をインターンシップで雇う。充分に休むための体制がしっかりしているというのもフィンランドの魅力だ。
日本では今、働き方改革が注目されている。少子高齢化などの社会問題に立ち向かうためには、働き方も時代に合わせて変えていくべきだろう。そんな私たちの生活を見直すヒントやアイデアが本書にはたくさん書かれている。今の社会に生きる全ての人にぜひ一度手にとってほしい一冊だ。(809字)
味
味噌味の筋肉
さん
(8lpki4t3)
2023/1/27 12:52
削除
「ムーミン」など、誰もが気を引くような言葉が使われており興味を持った。今の日本の労働に関しての問題点をもう少し具体的に挙げてあるとうまく対比でき良くなると感じた。
低
低い城の男
さん
(8io52kyh)
2023/1/27 12:54
削除
話の掴みから本題への繋ぎ方が上手いと感じました。
返信
鴫
鴫原朋花
さん
(8hlf0395)
2023/1/20 12:40
(No.674988)
削除
心と体を大切にする生き方−−堀内都喜子『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』(ポプラ新書、2020)
この本はタイトルにあるようにフィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか、これを大きなテーマにしてフィンランド人の生活や考え方、日本との違いを紐解いていく。全体を通して彼らの柔軟性に富んだ思考と生活を知り、自身の生活を見直す良いきっかけとなるだろう。
またフィンランドでは子供からお年寄りまで、古き良きものを大切にする文化があり、それでいてA Iや語学について学ぶなど未来を見据えた自己投資も惜しまない柔軟性がある。果たしてこの考えはどこから生まれれるのだろうか。
日本人とフィンランド人の家での過ごし方や家族と過ごす時間の意味やそれに対する考え方は異なる。フィンランドでは勤務時間内に仕事を終わらせることが出来る人が仕事のできる人だと考えており残業はほとんどない。また自宅での家族との時間、趣味そして休息をとても大切にする。さらに社会人でもウェルビーイングなどの視点から4週間の夏休みをとり湖畔のコテージに移るなどして心身を休ませる。他にもDIYや勉強、スポーツに勤しむ。これは休暇中に仕事をカバーするインターンなどを決めておくからこそできることだ。日本では長期休暇を取ることは難しく休暇中でも仕事のメールをチェックする必要が出てしまうかもしれないが代理の人を決めたり、短期で学生を雇えばできることではないか。学生は良い経験になるし履歴書にもかけてwin-winだ。
フィンランド人は自分の気持ちに従い最後まで周りに頼らずやり遂げる気質があり能動的に行動する。考えるより行動することが必要で留学や就職もプログラムのようなものはなく、自身で調べて行動する。全て個人に委ねられ、放任的だが自由なのがこの国の良いところだ。決められたレールの上を走ることが多い日本人には学ぶべきことが多い。
効率よく、心豊かに生活するヒントやシンプル、ラフであることの大切さ、心のあり方がわかるだろう。そしてぜひフィンランドの魅力を発見してほしい。生活がより豊かになるはずだ。(815字)
ば
ば
さん
(8hn4n92a)
2023/1/20 14:41
削除
最初に本の大まかな概要の説明があったのであとの文章がスッと入ってきました。フィンランドの何から何までが日本と逆すぎてこの本を読んでみたくなりました。
椎
椎名遥
さん
(8hjyfbyy)
2023/1/20 21:56
削除
二段落目の誤字程度で、他に目立った修正点はないと感じる。文章のテンポも良く、読みやすい文章だと感じる。
キ
キブサチ
さん
(8lpglf3f)
2023/1/21 05:48
削除
フィンランドの人々の取り組み方、仕事に対する意識がうまくまとめられていてとても分かりやすかったです。もうちょっとだけ日本との違いが書いてあればもっとわかりやすかったかなと、レビューを読み終わったあと少しだけ感じました。
そ
そこら辺の草
さん
(8htak834)
2023/1/24 13:32
削除
初めのあらすじがとてもわかりやすく、全体的に上手にまとめられていて読みやすかったです。ちょっとだけ誤字があったので、提出前に見直しをしてみると良いかもしれません。
味
味噌味の筋肉
さん
(8lpki4t3)
2023/1/27 12:45
削除
フィンランド人と日本人の対比がうまく書かれていて、現代の日本の問題点も綺麗にまとまっていた。この本から学ぶことが多そうだと感じたため、読んでみたいと思う。
低
低い城の男
さん
(8io52kyh)
2023/1/27 12:53
削除
改行などがうまく行われていてとても読みやすいと思います。
返信
低
低い城の男
さん
(8io52kyh)
2023/1/27 12:49
(No.682320)
削除
砂漠の大文明ーー片倉智子『イスラームの日常世界』(岩波新書、1991年)
これまで第三世界として以前はあまり注目されていなかったイスラーム世界だが、現在はその独特な文化や、宗教などが注目されている。しかし、依然として過激なイスラム教思想や一夫多妻制など、人としての権利などが尊重されていないという悪いイメージが先行している面がある。だが実際の様子は違うようで、女性は大体の人間がイメージする黒いベールに全身を包み、あまり華美な服装をしているように見えるが、そのベールの下にはとても華やかな衣装が隠れており、ハーレムなどでは恐妻家な家庭も少ないという。
その他にはイスラム特有の行事である断食月「ラマダン」は断食というマイナスなイメージとは別に期間中街は活気付いているという。その他にもイスラム教の儀礼である、定時に祈りを捧げるのもどこといった場所の指定はなくどこでやってもいいと自由なものとなっている。このようにイスラームの世界は閉鎖的で封建主義がまだ行われているというイメージとは違い、そこに住む人々は我々がおもうよりも自由な生活が送られているというのが事実である。
この著書の中では、日本人である著者が日本とは価値観や宗教観が違う世界に赴き、そこで行われている生活を日本人の感性に赤裸々に誌されているのでとてもわかりやすくイスラーム世界というものが書かれているのでとてもわかりやすく、そして現地の人々とのやり取りが多く載っているので、より世界観に没頭しながら読むことができる。これからの時代グローバルや多様性が多く叫ばれるようになっていることから自分達が知らない世界や価値観を知り多くの知識を取り込み、それを活かしていくことが必要とされていることからこのような本を読み、さまざまな事柄や世界に興味を抱き知ろうとすることがとても重要だ。そして自分の古い価値観や偏見を払拭するためにもあえて自分が偏見を持っている分野について良い情報を取り込むことは重要だと気付かされる面で見ても良い本だと思えるので是非読んでみてほしい。
低
低い城の男
さん
(8io52kyh)
2023/1/27 12:49
削除
(821文字)
返信
大
大乘景
さん
(8htak834)
2023/1/20 02:11
(No.674522)
削除
『かわいい』の本質を考えるーー四方田犬彦『『かわいい』論』(ちくま新書、2006)
『かわいい』という言葉は実に汎用的である。例えば太宰治の作品『女生徒』から抜粋すると、好ましく小さい風呂敷への『かわいい』、自分の納得がいく魅力的な髪型への『かわいい』、憐れみを込め相手を見下した『かわいい』、儚く守ってあげたいと思う『かわいい』など含まれる意味は場面と対象物によって様々だ。他にも『かわいいは正義』などという造語も聞いたことがある人、あるいは使ったことがある人もいるかもしれない。
『かわいい』は『美しい』と隣り合った存在という印象が強いが、『美しい』を使う場面は比較的限られているのに対して『かわいい』は広範囲かつどんな場面で常時使われている。果たしてこの違いは何なのか。
著者である四方田犬彦は、『かわいい』を『美とグロテスクを媒体としてできたもの』とまとめている。簡単に言えば、人が赤ん坊を見て『かわいい』と思うのは、その赤ん坊は虚弱で儚い存在であることを認識しているからであり、常に泣き喚き、頻繁に排泄をしては交換を主張し、気に入らない食事は断固拒否するのに食べてはいけないものばかり口にする、といった赤ん坊という生き物としての生々しい生態にですら、生命の美しさを感じてしまう。上記で挙げた例はかなり極論ではあるものの、私なりに内容を噛み砕いた『かわいい』の正体である。
日本国内で常日頃飛び交い、さらには世界の共通語とまでなった『かわいい』という言葉は今では多様性に溢れている。女性が抱く『かわいい』と男性が抱く『かわいい』には圧倒的な違いがあったり、多くの女性が『かわいい』と思われたいと感じる一方で、『かわいい』と言われたくない女性や『かわいい』と言われたい男性の存在など、本来はただの感情であったものが、時代が動いていくにつれてグロテスクで気持ちの良くないものに変貌している様は、気軽に口に出してはいけない言葉なのではないか、と錯覚させるほど衝撃的だった。
本質的に『かわいい』モノが存在するのではなく、『かわいい』ものとして指し示しまなざすことで初めて対象は『かわいい』ものとなる。あなたが思う『かわいい』に少しでも違和感を感じたならば、本書を読むことでその違和感を何かに変換させることができるかもしれない。(874文字)
大
大乘景
さん
(8htak834)
2023/1/20 14:15
削除
「かわいい」の本質を考えるーー四方田犬彦『「かわいい」論』(ちくま新書、2006)
「かわいい」という言葉は実に汎用的である。例えば太宰治の作品『女生徒』から抜粋すると、好ましく小さい風呂敷への「かわいい」、自分の納得がいく魅力的な髪型への「かわいい」、憐れみを込め相手を見下した「かわいい」、儚く守ってあげたいと思う「かわいい」など含まれる意味は場面と対象物によって様々だ。他にも「かわいいは正義」などという造語も聞いたことがある人、あるいは使ったことがある人もいるかもしれない。
「かわいい」は「美しい」と隣り合った存在という印象が強いが、「美しい」を使う場面は比較的限られているのに対して「かわいい」は広範囲かつどんな場面で常時使われている。果たしてこの違いは何なのか。
著者である四方田犬彦は、「かわいい」を「美とグロテスクを媒体としてできたもの」とまとめている。簡単に言えば、人が赤ん坊を見て「かわいい」と思うのは、その赤ん坊は虚弱で儚い存在であることを認識しているからであり、常に泣き喚き、頻繁に排泄をしては交換を主張し、気に入らない食事は断固拒否するのに食べてはいけないものばかり口にする、といった赤ん坊という生き物としての生々しい生態にですら、生命の美しさを感じてしまう。上記で挙げた例はかなり極論ではあるものの、私なりに内容を噛み砕いた「かわいい」の正体である。
日本国内で常日頃飛び交い、さらには世界の共通語とまでなった「かわいい「という言葉は今では多様性に溢れている。女性が抱く「かわいい」と男性が抱く「かわいい」には圧倒的な違いがあったり、多くの女性が「かわいい」と思われたいと感じる一方で、「かわいい」と言われたくない女性や「かわいい」と言われたい男性の存在など、本来はただの感情であったものが、時代が動いていくにつれてグロテスクで気持ちの良くないものに変貌している様は、気軽に口に出してはいけない言葉なのではないか、と錯覚させるほど衝撃的だった。
本質的に「かわいい」モノが存在するのではなく、「かわいい」ものとして指し示しまなざすことで初めて対象は「かわいい」ものとなる。あなたが思う「かわいい」に少しでも違和感を感じたならば、本書を読むことでその違和感を何かに変換させることができるかもしれない。(874文字)
銀
銀燭
さん
(8hjytxx7)
2023/1/20 14:16
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キーワードがカッコで強調されていて、頭に入ってきやすいと思いました。段落は分かれていてまとまりが掴みやすいのですが、全体の文字の密度が高いと感じました。日常の中何気に使っている「かわいい」が指し示すことで初めて「かわいい」となるラベル付けの現象やグロテスクだという指摘は新鮮で、機会があれば読んでみたいと思います。
ば
ば
さん
(8hn4n92a)
2023/1/20 14:25
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最初に結論を持ってきて、後からその説明をしているのが読んでいてとてもわかりやすかったです。かわいいとグロテスクという一見反対のものを文に組み込んであることでとても興味が惹かれました。
カ
カヌレ
さん
(8hk1tkzn)
2023/1/20 14:33
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「かわいい」の正体を簡潔に述べられているところや、どんな観点で内容が構成されている新書なのかがわかりやすいところが良いと思いました。試し読みをしたことがあるので、機会があるときに全文読んでみたいと思いました。
も
もくもこ
さん
(8i41afur)
2023/1/20 23:27
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初めに「かわいい」とは何かを簡潔に触れていたのと、定義が人によって違うことをとても分かりやすく書かれている文章だと思いました。
大
大竹文音
さん
(8lpki4t3)
2023/1/27 12:32
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「かわいい」とは何かを簡潔に述べられていてよかった。自分の可愛いを疑うことがなかったのでアンチ的な見方をしているのにも興味をひかれました。自分の感じた感覚がそのまま最後に明言されていたので読みたい気持ちが高まりました。
返信
江
江口大也
さん
(8ixpe9va)
2023/1/20 13:21
(No.675022)
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昔って本当に良かったの? --パオロ・マッツァリーノ『「昔はよかった」病』(新潮社、2015)
「昔はよかった」皆さんも一度は実際に聞いたことがあると思います。しかし本当に昔は今よりよかったのでしょうか?本書はイタリア生まれの日本文化史研究家のパオロ・マッツァリーノが日本の様々な時代の新聞や書籍などのデータから日本の今と昔を比べた内容となっています。
昔はよかったなんて耳にタコができるほど聞かされて正直うんざりだという人もなかにはいると思います。ですが、ある意味昔は本当に良かったのかもしれません。現代の日本では真面目な人が多く現代技術などの恩恵でとても住みやすい国になりましたが、昔はよかったという人たちはダメで変な人達が周りにたくさんいてなにをするにも苦労だった日々が好きだったのではないでしょうか?これは流石に言い過ぎかもしれません。しかし実際昔の日本に比べ現代の日本は技術面や生活面などでも様々な進化を遂げています。それに昔はよかったなんていつの時代でも言われていたこと。昔という懐かしい思い出を美化してその時代を知らない若者に押し付けているだけではないのか?そのような疑問を持ち続けながら生活することが大切なのではないかと思う。よく調べもせずに根拠のない良かったを押し付けるだけでは本当に良かったものが見えてこなくなってしまう。これは昔はよかったという大人だけではなく今を生きる若者にも言えることである。本書では著者の独特な切り口から現代の日本と昔の日本を比較することができ、ブラックジョークが多々挟まることにより日本人の直接的に伝えないことがズバッと出てきて自分たちに対する忠告を感じることができる。過去に対する疑問や悪かった点のみを指摘するだけでなく良かった点やこれからの人生で自分が過去を語る立場になった際にどのような点に注意するべきかを学べる一冊だった。昔はよかったという言葉を聞き飽きた人にはもちろん読んでほしいが、今の自分達のような若い世代の人達にも改めて現代の日本について知ることができるので是非読んでほしいと思う。(823文字)
銀
銀燭
さん
(8hjytxx7)
2023/1/20 14:49
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後半が詰まった印象になっているので2・3ヶ所段落を作ったり、句読点の「、」で長文を切り分けるともっと読みやすくなるのではと感じます。前半のデスマス調と後半の文体がバラバラなので、全体で統一した方がいいのではと思いました。
主
主食かぼちゃ
さん
(8k1s7udc)
2023/1/21 01:26
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文末の表現を統一するともっと良くなると思います。昔は良かったという言葉を聞いたことはたくさんあります。当時は昔は良かったって言われても今は今だし、私に関係なくないですか?という姿勢だったのですが、その言葉の裏にはそんな意味もあったのか、自分もそうなるのかも知れないのか、と改めて考えさせられるレビューでした。
リ
リョウ・ヒョウヒョウ・ビンビン
さん
(8htw7uxs)
2023/1/24 08:55
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読者への問いかけや共感が多く、読んでいて面白いブックレビューだと感じました。前半に著者情報を挟み、後半で著者の切り口について語ることで、この本の特徴がより引き立ち、「読んでみたい」という気持ちになりました。
ただ、前半はですます調なのに、後半はである調になっているのが気になりました。また、空白がないのが非常に読みづらかったので、書き途中で話の区切りが来たらとりあえず改行し、最後に推敲してみると良いのではないかと思います。
そ
そこら辺の草
さん
(8htak834)
2023/1/24 13:13
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最初に問いかけをしつつ簡単に本の内容を書いていて、後半の見解文を事前情報と照らし合わせながら読むことができて良いと思います。他の方も言われているように、文の切り替えを作って段落を増やしたり、文の最初は一マス開けるなどを意識するともっと良くなるかと‥!投稿する前に一度読んで誤字脱字諸々を確認する癖をつけておくと良いかもしれません。
トト
さん
(8hlf0395)
2023/1/26 09:53
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初めに大まかな内容が書かれていたので内容がスッと入ってきました。二段落構成になっていると思いますが、もう少し段落を増やし、区切るとさらに読みやすくなると思いました!
日本人ではない人が書いた日本についての本というのが面白いと思ったし、その本から自分の意見も書くことができていてよかったです。自分も昔はよかったと思うことがあったので少しドキっとしました!
限
限界突破
さん
(8hmqoosw)
2023/1/26 21:35
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本文の内容は良かったが、途中で文末の表現が変わるのが気になったので、統一すると良くなると思った。少し読みづらいと感じたので、句読点をもう少し増やして、段落を分けるとさらに良くなると思った。
返信
中
中川結菜
さん
(8hk0l1ap)
2023/1/15 15:43
(No.670481)
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運命は己で切り開くもの――若桑みどり『お姫様とジェンダー アニメで学ぶ男と女のジェンダー学入門』(ちくま新書、2003)
「プリンセス童話は女の子に他力本願で受動的な人生を教える最高の教師である。」
ジェンダーという言葉をよく耳にするだろう。だが、言葉は知っていても、どういうものかわからない人も多い。本書は、著者が2001年から2002年かけて川村学園女子大学の人間文化学部生活環境学科で教えたジェンダー学の講義をもとにした、ジェンダー学入門書となっている。中身は単純な構成で、「白雪姫」「シンデレラ」「眠り姫」のディズニーアニメを見て、学生と教師が双方向で意見を述べ合う形式である。
女の子向けの童話には共通する構造がある。女の子は自分で幸福を掴み取る努力などを一切しなくても、人の言いつけを聞いて「すなおに」そしてキレイでさえあれば、白馬に乗った王子様が幸せをもたらしてくれるという物語だ。男の子向けのおとぎ話が、自分で何らかのアクションを起こし苦難を乗り越えて成功する物語であるのとは対照的だ。私たちは「女はこうあるべきだ。」「男はこうしなければならない。」といったことを幼い頃から刷り込まれているのだ。
確実に人類は進歩して、すべての人間の平等の権利が今は前提である。そして著者たちのような教育者は、若い女性たちを目覚めさせ、自分で自分の状況を改善していく意識を与え、その力を与えるために全力を尽くしている。しかし、それだけでは決して目覚めはこない。最初から無理と知っている女性は、「寝たきり女性」になって生涯を終えるだろう。だから、教育と社会の双方が男女の共生できる世界を作るように助け合っていかなければならない。
本書を読むと、凝り固まった思考がほぐれていく感覚になる。また、多くの学生の感想や考えを読む事ができるため、自分にはない新たな視点や考え方を持てるようになる。誰でも知っているプリンセス・ストーリーを取り上げているため、楽しみながらジェンダーが学べる本となっている。また現実と向き合うきっかけにもなる一冊だ。(851字)
ば
ば
さん
(8hn4n92a)
2023/1/20 15:02
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女の子の物語と対照の男の子の物語と比べていたのがわかりやすく説得力もあって良かったです。全体的に段落分けがきれいに整理されていてとても読みやすかったです。
カ
カヌレ
さん
(8hk1tkzn)
2023/1/20 16:10
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冒頭の一文と次の文章の噛み合わせが不自然に感じてしまうことと、ジェンダーとは何かを簡潔に述べる必要があることが改善点ではないかと思います。この本のキーワードとなるような要所が抑えられているところは良いと思います。
リ
リョウ・ヒョウヒョウ・ビンビン
さん
(8htw7uxs)
2023/1/23 21:06
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前半に著者情報や本の概要が書かれていて、どのような内容なのかが分かりやすく、後半に持って行きやすかったです。また、物語中の男女の在り方が比較されているため、ジェンダーの問題点とこれからどう変化していくべきかが効果的に強調されていると感じました。
おそらく最初の一文は本書において皮肉的な意味が込められていると思うのですが、この一文だけを最初に出されてしまうと「最高の」が入っているので、良い意味だと勘違いしてしまうなと思いました。この文についての説明をどこかで入れるといいと思います。
トト
さん
(8hlf0395)
2023/1/26 09:17
削除
遅くなてすみません。
平等って難しいんだと改めて感じることができました。要点もうまくまとまっていたし、本の著者以外の学生などの言葉もあるのは様々な視点からジェンダーについて考える良いきっかけになりそうな本だと感じました。初めの分が徐々に皮肉に聞こえてくるのが感じられるのも面白かったです!
ム
ムロ
さん
(8ho1qpjs)
2023/1/26 17:50
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著者の概要や、本全体の構成についてかかれているため、本自体の内容以外でもこの本に興味を持てるところが良いと思う。冒頭の「プリンセス童話は〜」の文と以下の文の内容が少しチグハグした印象を受けた。
限
限界突破
さん
(8hmqoosw)
2023/1/26 21:31
削除
本文の内容が分かりやすくまとめられているなと感じた。「女はこうあるべきだ。」「男はこうしなければならない。」の部分の句読点はなくてもいいかなと思った。
返信
大
大竹文音
さん
(8lpki4t3)
2023/1/20 08:43
(No.674715)
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君はこれを知らずに生きるのか!ーー石黒圭『日本語は「空気」が決める 社会言語学入門』(光文社新書、2013)
私たちが今会話で扱っている日本語は果たして正しい物なのか、学校では教わらない。社会言語学と聞いてすぐに誰しもが理解できる物ではないので、一例を挙げてみよう。例えば、
若者語の特徴
①断定を避けるぼかし表現が多い②強調する程度副詞の発達③気持ちを伝える形容詞の多用④テンポを速める略語が多い⑤共感を持って相手の話を受け止める表現の豊富さ
といったように、確かに!と思うような、感覚としては知っているのに言葉として説明されるとハッと気づくような学問である。
文法的な言葉の正しさを重視するあまり片隅に追いやられている「言葉のふさわしさ」。生きた言葉が存在するのは人と人とがコミュニケーションを行う社会そのもの。社会の中で言葉がどのように使われているのか。これを知ることにより初めて言葉の真の姿が見えてくる。貴様、御前もかつては敬語。言葉の正しさは時代の変遷とともに大きく変わりゆく。言葉として決して正しくなくとも、時と場合によっては最もふさわしい言葉となることは、しばしば我々が日常で経験すること。形式にとらわれることなく、おかれた場面で、空気を適切に読み、どのように言葉を選び使うかが最も重要だということである。社会的立場を考えた上で正しい日本語を選択することは、日々社会で必要であるため、とても参考になった。
一般的な疑問「なぜ・・・なの?」といったところから各章が展開していく。サブタイトルにあるように学問の入門書。なぜ言葉づかいが場面により変わるのか。敬語だけではなく、環境(社会)との関係、相手との親疎、距離感により言葉が変わるとは毎日のように感じる。「俺、僕、わたし・・・」などの一人称の使い分けなどをドラえもんの登場人物のキャラから説明される。「言葉選びの科学」という表現はそのまま、その場「空気」に合わせた適切な言葉選びのセンスを磨く!という方にはお奨めだ。(792字)
銀
銀燭
さん
(8hjytxx7)
2023/1/20 14:29
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・①といった数字で順序立てて例を挙げていてわかりやすいですが、ブっツり「若者語の特徴」のところが切れるように改行されていて、少し目がつまづく印象を受けました。私たちが日々何気なく使っている日本語について、馴染みがあるドラえもんのキャラクターからの解説や疑問から確証が展開していくとあるので、学問特有の抵抗感少なく手に取りやすいと感じました。
椎
椎名遥
さん
(8hjyfbyy)
2023/1/20 21:50
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文章の内容は良いが、「貴様、御前もかつては敬語」の貴様や御前に「」をつけるなど文章を読みやすくする工夫をすると良いと思う。
主
主食かぼちゃ
さん
(8k1s7udc)
2023/1/21 01:41
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段落に振り分けたり、「」を使ったり、工夫している点が多く見つけられるブックレビューでした。ただ、若者語の特徴の部分はもう少しいいレイアウトがあるのでは、と感じました。若者語はどんどん更新されてて私はもう着いていけないです…言葉遣いについては教養的に身につけておいて損はないものだと思うので、読んでみたいなと思いました。
リ
リョウ・ヒョウヒョウ・ビンビン
さん
(8htw7uxs)
2023/1/23 21:08
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①、②と、箇条書きのように例の説明がされているので、ポイントを意識しやすく若者語がどのようなものかが分かりやすかったです。また、この本を読む必要性や意味が明確に書かれていたため、読者に「読んでみたい!」と思わせる、親切なブックレビューだと思いました。
しかし、全体的に一文一文が短く、ぶつ切りにされているような印象があるため、文同士の関係性が薄れ読みづらいと感じました。例えば、「貴様、御前もかつては敬語『であるように、』言葉の〜変わりゆく。」や、「『本書は、』一般的な疑問〜展開していく。」など、主語や接続語を使った方が、スッと頭に入ってくるのかなと思いました。
そ
そこら辺の草
さん
(8htak834)
2023/1/26 10:00
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題名にインパクトがあってとても惹かれました。一例を段落を大きく使って説明されているのが工夫されていて良いと思います。前半に空間が多い分、後半の文章がより詰まって見えるので、改行や一列開けるなどするとさらに読みやすくなると思います。
トト
さん
(8hlf0395)
2023/1/26 10:16
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若者語の特徴にある①〜⑤の間にそれぞれひとマス分ほど空間が空いているともっと読みやすくなると感じました!
最近会話やネット、SNSで飛び交う若者語は日本語本来持つ美しさとどんどんかけ離れたものになっていると感じていました。それらはレビューに書かれた特徴に当てはまるものばかりでこういう理由があったんだと分かり納得してしまいました。言葉選びによって人の印象は左右すると感じるのでこの本を読んでそのセンスを私も磨いてみたいです!
ム
ムロ
さん
(8ho1qpjs)
2023/1/26 18:16
削除
「言葉の正しさは時代の変遷とともに大きく変わりゆく」の一文がとても印象的で深く共感した。全体的にたくさんの内容に触れていて後半が特に混沌とした印象を受けた。文字数が限られているため内容も一個や二個に絞っ他方がより魅力が伝わりやすいかと思った。
限
限界突破
さん
(8hmqoosw)
2023/1/26 21:26
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本の内容が気になるようなブックレビューだった。初めの方の、若者語の特徴の部分の文章構成は、見ていて少し突っかかってしまうと感じたので、うまく本文に馴染むようにすればさらに読みやすくなると思った。自分がどう感じたかという部分がもう少し書かれていてもいいのかなと思った。
返信
外
外石豊
さん
(8hjyqclq)
2023/1/15 03:09
(No.670130)
削除
リーダーシップは必要なのか? 鷲田清一『しんがりの思想 反リーダーシップ論』(角川新書、2015年)
多くの人がリーダーになりたがっている組織は崩壊する。右肩下がりの社会である昨今、リーダーシップを育む事が重視されている。多くの人がリーダーになる事や、能力の高いリーダーを望んでいる。しかし、そんな風潮の問題点やリーダーの真の在り方を、大阪大学の名誉教授を務め、京都市立芸術大学の理事長・学長などのリーダーというポジションを経験した鷲田清一が解き明かす。
NPO法人や教育機関などの、一つの目的のためにあるわけでない組織では、リーダーという存在への権力の集中は個々のパフォーマンスを低下させてしまう。また、結集力としなやかさを併せ持つ集団には縁の下の力持ちや裏方といった役割が必要であり、みながリーダーになりたがる集団はすぐに潰れてしまう。ここで、リーダーの在り方を見直す必要がある。
そこで、リーダーは「しんがり」になる必要がある。「しんがり」とは登山のパーティで最後尾を務める。経験と判断力と体力にもっとも秀でたひとがその任に就く。一番手が「しんがり」を務め、二番手が先頭に立つ。そしてもっとも経験と体力に劣る者が先頭の真後ろにつき、先頭はそのひとの息づかいや気配を背中で伺いながら歩行のペースを決める。要は「しんがり」だけが隊列の全体を見ることができる。全体のケア、各所への気遣いと、そこでの周到な判断こそ、縮小してゆく社会において、リーダーが備えていなければならないマインドなのである。また、政治や企業活動と地域社会の違いは、専従のリーダーがいないことである。社会がいやでも縮小してゆく時代では、先頭で道を切り拓いてゆくひとよりも、むしろ最後尾でみなの安否を確認しつつ進む登山グループのしんがりのような存在、退却戦で敵のいちばん近くにいて、味方の安全を確認してから最後に引き上げるような「しんがり」の判断がもっとも重要になってくる。
この国は本気で「退却戦」を考えなければならない時代に入りつつある。そのときリーダーの任に堪えうるのは、もはや「引っ張っていく」タイプのリーダーではない。ダウンサイジングの時代に求められるのは「しんがり」のマインドである。(875字)
椎
椎名遥
さん
(8hjyfbyy)
2023/1/20 21:45
削除
一段落目は「~する」、二段落目は「~しまう」と、文末が重なっている点が気になった。文章の内容のほとんどが本の内容だけで書かれており、どのような点から本をお勧めしたいのかが読み取りにくいとも感じた。
主
主食かぼちゃ
さん
(8k1s7udc)
2023/1/21 01:48
削除
本の内容を簡潔にまとめられている点が優れているなと感じました。レビューを読んだ人に「この本を読んでみたい」と思ってもらうためには、自分の意見を入れるとより効果的だと思います!
トト
さん
(8hlf0395)
2023/1/26 09:25
削除
段落ごとに一行空けなくても良いように感じました。全体的には要点がしっかりと押さえられていて読みやすかったです!
良いリーダーになれる!ということを謳った本や企業、講座のようなものはたくさんあると思いますが組織に必要なことはそれだけではないということに気づけそうな本だと感じました。
ム
ムロ
さん
(8ho1qpjs)
2023/1/26 18:39
削除
本の内容が端的にまとまっており、要約として素晴らしいと思った。しかし、このレビューで満足してしまいそうになるため、これに加えて自分の感想や、意見があればもっと素晴らしいレビューになると思った。。
限
限界突破
さん
(8hmqoosw)
2023/1/26 21:21
削除
本文の内容がしっかり描かれている反面、自分が感じたことがあまり描かれていないと思ったので、そこから自分がどう思ったかが書かれているとさらに良くなるのではないかと思った。
返信
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